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8/10 (日) 明治安田J2リーグ
第25節

愛媛FC  vs  サガン鳥栖

ニンジニアスタジアム 19:00

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愛媛FC
0

試合終了

0 前半 1

0 後半 0

1

AWAY

サガン鳥栖
  • 西澤 健太(17‘)

メンバー

スターティングメンバー

GK 1 徳重 健太
DF 2 今野 息吹
DF 3 マルセル スカレゼ
DF 19 黒石 貴哉 82‘
DF 29 福島 隼斗
MF 14 谷本 駿介 46*‘
MF 16 細谷 航平
MF 28 前田 椋介 46*‘
MF 40 杉森 考起 68‘
FW 10 佐藤 亮 76‘
FW 17 村上 悠緋
GK 12 泉森 涼太
DF 4 今津 佑太
DF 5 長澤 シヴァタファリ
DF 13 井上 太聖
DF 32 小川 大空
MF 7 新井 晴樹 82‘
MF 11 西川 潤 62‘
MF 16 西澤 健太 62‘
MF 27 櫻井 辰徳 46*‘
MF 77 ヴィキンタス スリヴカ
FW 34 山田 寛人 62‘

控えメンバー

GK 31 白坂 楓馬
DF 4 山原 康太郎 82‘
DF 44 森山 公弥
MF 5 石浦 大雅
MF 7 曽根田 穣
MF 8 深澤 佑太 76‘
FW 9 ベン ダンカン 46*‘
FW 15 鶴野 怜樹 68‘
FW 18 田口 裕也 46*‘
GK 35 内山 圭
DF 30 木本 恭生 82‘
DF 91 上原 牧人
MF 2 松本 凪生 46*‘
MF 10 本田 風智
MF 18 日野 翔太
MF 33 西矢 健人 62‘
FW 15 酒井 宣福 62‘
FW 47 新川 志音 62‘

監督

青野 慎也
小菊 昭雄

試合経過

90+3‘
  • 木本 恭生
  • 村上 悠緋
86‘
  • 黒石 貴哉
  • 山原 康太郎
82‘
  • 新井 晴樹
  • 木本 恭生
  • 佐藤 亮
  • 深澤 佑太
76‘
70‘
  • ヴィキンタス スリヴカ
  • 杉森 考起
  • 鶴野 怜樹
68‘
62‘
  • 山田 寛人
  • 酒井 宣福
  • 西澤 健太
  • 西矢 健人
  • 西川 潤
  • 新川 志音
  • 前田 椋介
  • 田口 裕也
  • 谷本 駿介
  • ベン ダンカン
46*‘
  • 櫻井 辰徳
  • 松本 凪生
  • 黒石 貴哉
44‘
17‘
  • 西澤 健太

スタッツ

18 FK 18
5 CK 1
0 PK 0
2 シュート 3
2 オフサイド 2
2/0 警告/退場 2/0

試合環境

入場者数

3,617人

天候

気温

24.7℃

湿度

90%

主審

上原 直人

副審

鶴岡 泰樹

副審

若宮 健治

第4の審判員

千葉 直史

小菊昭雄監督

試合総括:
サガン鳥栖ファミリーの皆さんもたくさん、この天候の中、集まってくださいました。本来であれば、1週間準備したこと。そして、私たちのスタイルを皆さんにお見せしたかったのですが、今日はこういう大雨の中、私たちは1週間やってきたことを一度、横に置いて、今日は愛媛に来た選手、スタッフ全員がどのようなサッカーをするのか。その目線を全員がまずは合わせること。そこに集中しました。
具体的に言えば、この天候ですので、私たちのスタイルではなくて、とにかく前に。前から行って相手に自由に蹴らせない。陣地挽回をさせない。選手たちはそのタスクを精一杯、まっとうして戦ってくれました。今日は戦術、技術ではなくて、メンタリティーが問われる。チームの絆が問われる。そして、私たちがJ1に本気で復帰するのかどうか、強くなって復帰するのかどうか。そのあたりの覚悟が問われるゲームだったと思っています。
大一番の中でしっかり勝てたことはうれしく思いますし、選手たちのそういった戦う姿勢、勝ちたい気持ちが存分に90分発揮されたゲームだったというふうに思っています。

Q:スタートから初めて[3-1-4-2]を採用しました。この天候を考慮した部分があるのかも含めて、採用した意図を教えてください。
A:愛媛とは今季3度目の対戦になります。愛媛のスタイルも理解しているつもりですし、私たちのスタイルを逆に愛媛も理解している中で、いま、私たちが特殊なサッカーをする中で対戦相手のスカウティングが進んで私たちをどう封じるのかというところを前節の札幌戦でも非常に感じました。私たちのシステム、立ち位置を中断期間でしっかり準備することができましたので、2つのプランの中で私たちの現状、課題、そして、試合に出ている選手たちの特長、また相手のスタイル。そういったところも含めて、このシステムをチョイスしました。そのまま2トップにしたのは前線へのランニング、そして、チェイシング。そこは今日の一つのカギになると思っていました。ダブルボランチにしてセカンドボールの回収を多くしようというプランもあったのですが、今週準備したシステムをそのまま、試合で反映させました。

Q:ボールが止まるピッチコンディションの中、いかに相手を後ろ向きに走らせるようなボールを蹴るかが重要で、逆に相手にそれを蹴らせないことも重要だったと思います。その部分の徹底で愛媛を上回ったと思いますが、いかがでしょうか?
A:こういった試合では日常が出ると思います。球際のバトルや足を止めない、頭を止めない。今日のようにボールが止まることが多々ある中でアクシデントや味方のミスに対して、連続して反応する。そういったところは私たちは常々、強く要求していることですので、そのあたりは選手たちの日常の努力がピッチ上で表現できたのかなと思います。

Q:負けた後のゲームで技術、戦術を超越した試合をモノにできたことについて、この勝利の価値をどうとらえていますか?
A:今日の試合は愛媛の置かれているチーム状況。そして、私たちの置かれているチーム状況。お互いの意地、プライドを懸けての戦いだったと思っています。本来ならもっと良い環境でフットボールをお見せしたかったのですが、球際やメンタリティーのところ、走り勝つところ。サッカーの一番大事な、根底の勝負だと思っていましたので、プロの男として素晴らしいパフォーマンスを選手たちは発揮してくれたと思っています。

西澤健太選手

Q:ピッチコンディションがかなり特殊な状況でした。試合前にはみんなでどのように意思統一していたのでしょうか?
A:アップ前にしゃべる機会があったので、「準備していることよりもサッカー選手としてどっちがうまいか。どっちの質が高いか。そういうゲームになる」とみんなには伝えました。実際にそういう試合になったと思いますし、そこで上回ることができたので勝てたのかなと思います。

Q:チャンスがそう多くは望めないピッチコンディションの中でしっかり質を見せました。
A:水たまりの中だったので、正直、その前の段階から強く蹴るとボールが跳ね返ってきていたので、しっかり優しく振り抜いてコースにまっすぐボールが行くように意識していました。ただ、自分の想像よりも良い形で入ってくれました。狙っていたゴールというよりはあの瞬間に思いついたシュートだったかなと思います。

Q:相手を後ろ向きにさせるボールをしっかり蹴れていて、逆に相手には自由に蹴らせないようにみんながプレッシャーを怠りませんでした。徹底という部分でも上回れたのではないでしょうか?
A:僕らはとにかく相手の背後にボールを落として、そうすればボールは絶対に止まるので、そこに対してどういうふうにプレッシャーを掛けていくのかというところ。あとはどこにボールを落とすのかというところにまでこだわってプレーすることができました。あとはみんなの技術の高さ、意識の高さのおかげだし、思考を止めずにやり続けられた成果だと思います。

Q:この悪天候のなか、あれだけのサポーターが来て声援を送ってくれました。その中での勝利だったので一体感をより感じられたのではないでしょうか?
A:日曜日のナイターで、海を越えてこないといけないにもかかわらず、あれだけ声援を送り続けてくれて。僕は60分くらいで交代しているので、僕なんかよりもずっと応援してくれていると思うし、何なら試合前からアップのときから応援してくれていたので、その気持ちに応えたかった。僕らもその気持ちに応え続けて、シーズンが終わった時にみんなが来年、笑顔で向かえるような状況を作りたいと思います。皆さんのこのパワーをしっかり受け取ってまた戦っていきたいと思います。

木本恭生選手

Q:リードした状況、逃げ切りを意識した中での出場になりました。
A:今日のピッチコンディションであれば、つなぐとか技術とかそういったところが重要ではなかったので、とにかく無失点で終えるという結果にこだわりました。どんな状況でも無失点で終えるということを意識していました。難しい出場のタイミングやピッチコンディションもあって、アクシデント的にボールが止まってイエローカードをもらってしまったのですが、ああいうところは修正できるところだと思います。

Q:みんながファイトしている雰囲気にうまく乗れたのではないでしょうか?
A:勝点3だけを目指していましたし、良い内容であっても勝点0だったら意味がないので。J1昇格や優勝を目指すためにはこういう難しい状況でも勝点3が必要だし、それを取ることができたのはみんなの頑張りだと思います。こういうところで勝ち切れるチームが最後に上にいると思うので、次につながっていくのではないかなと思います。

Q:ひたむきに戦う姿勢が強調された試合でしたが、鳥栖に対して持っているイメージを体感できたのではないでしょうか?
A:ボールを保持するのが特長ではあると思うし、若い選手たちも向上心を持ちながらノビノビとやっているなというのは感じていたのですが、今日のような魂のこもった試合をすることもできるという意味では良いチームだなと改めて感じました。

Q:新天地デビューを勝利で飾ることができました。
A:自分の良さを出す機会はなかなかありませんでしたけど、新しいチームに来てデビューすることができて勝利することができたということでチームの一員になれたかなとは思います。試合に出るチャンスをもらえるように練習からまたしっかりアピールしていきたいなと思います。