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8/30 (土) 明治安田J2リーグ
第28節

モンテディオ山形  vs  サガン鳥栖

NDソフトスタジアム山形 19:00

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モンテディオ山形
3

試合終了

3 前半 1

0 後半 1

2

AWAY

サガン鳥栖
  • 土居 聖真(20‘)
  • 氣田 亮真(22‘)
  • 岡本 一真(25‘)
  • 山田 寛人(45+2‘)
  • 新川 志音(79‘)

メンバー

スターティングメンバー

GK 1 トーマス ヒュワード ベル
DF 5 安部 崇士
DF 13 野嶽 寛也
DF 19 岡本 一真
DF 22 城和 隼颯
MF 21 田中 渉 72‘
MF 71 中村 亮太朗
MF 88 土居 聖真 63‘
FW 10 氣田 亮真 90+3‘
FW 25 國分 伸太郎 63‘
FW 90 ディサロ 燦シルヴァーノ 72‘
GK 12 泉森 涼太
DF 5 長澤 シヴァタファリ 65‘
DF 13 井上 太聖
DF 30 木本 恭生 79‘
DF 32 小川 大空 59‘
MF 7 新井 晴樹
MF 11 西川 潤
MF 16 西澤 健太
MF 27 櫻井 辰徳
FW 15 酒井 宣福 59‘
FW 34 山田 寛人 46*‘

控えメンバー

GK 45 渋谷 飛翔
DF 15 川井 歩 90+3‘
DF 49 坂本 稀吏也
MF 14 坂本 亘基 63‘
MF 17 寺山 翼 72‘
MF 18 南 秀仁
MF 20 吉尾 海夏
FW 9 高橋 潤哉 63‘
FW 55 堀金 峻明 72‘
GK 35 内山 圭
DF 23 北島 郁哉 59‘
DF 91 上原 牧人 79‘
MF 2 松本 凪生
MF 8 楢原 慶輝
MF 14 堺屋 佳介 65‘
MF 18 日野 翔太 46*‘
MF 49 池田 季礼
FW 47 新川 志音 59‘

監督

横内 昭展
小菊 昭雄

試合経過

  • トーマス ヒュワード ベル
90+6‘
  • 氣田 亮真
  • 川井 歩
90+3‘
  • 中村 亮太朗
81‘
79‘
  • 新川 志音
  • 木本 恭生
  • 上原 牧人
  • 田中 渉
  • 寺山 翼
  • ディサロ 燦シルヴァーノ
  • 堀金 峻明
72‘
65‘
  • 長澤 シヴァタファリ
  • 堺屋 佳介
  • 國分 伸太郎
  • 坂本 亘基
  • 土居 聖真
  • 高橋 潤哉
63‘
59‘
  • 小川 大空
  • 北島 郁哉
  • 酒井 宣福
  • 新川 志音
46*‘
  • 山田 寛人
  • 日野 翔太
45+2‘
  • 山田 寛人
  • 岡本 一真
25‘
  • 氣田 亮真
22‘
  • 土居 聖真
20‘

スタッツ

8 FK 11
4 CK 3
0 PK 0
14 シュート 10
0 オフサイド 2
2/0 警告/退場 0/0

試合環境

入場者数

9,691人

天候

気温

28.4℃

湿度

59%

主審

中井 敏博

副審

松井 健太郎

副審

荒上 修人

第4の審判員

山岡 良介

小菊昭雄監督

試合総括:
今日は非常なゲームでした。遠くまでファミリーの皆さんが駆けつけてくださいました。その中で勝利をお届けすることができずに非常に申し訳なく思っています。
試合の方は入りがすべてだったかなと思いますし、あとは失点後の選手たちのメンタリティー、振る舞いも含めたところも非常に残念なものだったと思います。フットボールなので、得点、失点がある中で当然、失点してしまうこともあります。その中で少し、立て続けに3失点ということで私自身もそこをしっかりと彼らと共にもう一度、はい上がるという姿勢を見せられなかったことが個人的にも非常に反省しています。ちょっと組み合わせは、けが人も含めて、ベストな組み合わせを選んだつもりなのですが、今日、その組み合わせがどうだったのか。与えたタスクがどうだったのか。また、非常にコンディションのところも入りからパフォーマンスが上がってこない選手もいましたので、いろいろな方面からもう一度、今週一週間を振り返って分析して、ここから中断期間がありますので、ラスト10試合に向けて、私のフットボールは変えるつもりはないので、もう一度、タスクと組み合わせの整理、パフォーマンスが良い選手、コンディションが良い選手をしっかりと見極めてラスト10試合に向かっていきたいと思います。

Q:今回は[3-1-4-2]で臨みましたが、トップ下には西川潤選手ではなく山田寛人選手を置きました。西川選手とはタイプが違いますが、どんな役割を期待したのでしょうか?
A:まず、一つはノリ(酒井宣福)がけが明けからコンディションが上がってきたこと。そして、トレーニングのパフォーマンスが非常に良かったということでノリを3トップの中央に置いて山田は組み立てとゾーン3のところでは2トップ気味にゴールに向かっていくというタスクを与えました。前半、ノリと山田の高さというところで、入りにいくつか相手に主導権を握られた要因はあると思いますが、少し、私たちの生命線であるコア、ボックスを使わずにちょっとロングボールを多用し過ぎた。そこで跳ね返されてセカンドボールを拾われて守備に追われた時間が多かったと思います。私たちはノリの動き出し、クオリティー、山田も含めた優位性は生かしながらも私たちのフットボールをもう少し、前半から表現できれば入りの悪さも改善できたかなと思っています。しっかりと全員で目線を合わせるところは組み合わせが変わっても引き続き、徹底してやっていきたいなと思います。

Q:前半はあらゆる局面で守備が緩かったと思います。出し手にプレッシャーが掛からずに裏に走られ続けるというシーンが続きましたが、守備についてはどう振り返っていますか?
A:守備のところも相手の巧みな立ち位置やクオリティーの高い選手たちのパフォーマンスが発揮されたところもあるとは思うのですが、私たちはやはり、ハイプレス・ハイラインでボールを奪いに行く。そこは先ほども申し上げた組み合わせの問題なのか、タスクの問題なのか、コンディションの問題なのか。そのあたりも映像を見直して改善していきたいと思います。ただ、おっしゃられるとおり、攻守に前半の入りが悪かったこと。それが0-3で試合が推移した大きな要因だと思いますし、今日の敗因だと思います。

Q:失点後の選手たちのメンタリティーについて「残念だった」という表現をされましたが、具体的にはどういったところにそういった思いを感じたのでしょうか?
A:当然、人間なので失点したらショックを受けますし、残念な気持ちになると思います。私もこの世界で生きてきて、得点した後に畳みかけること。逆に失点した後に立て続けに失点してしまう。そういったことは何度も経験してきました。そこはいろいろな要因があるとは思いますが、私たちのチームの若さが出たなと思いますし、それは私のベンチワークも含めて失点した後に強い気持ちでもう一度やるべきことを徹底する。そして、リーダーに任せずに全員が強い気持ちで窮地を跳ね返す。個人的にはあまり、「メンタル、メンタル」とは言いたくないのですが、改めてフットボールはメンタルのスポーツだなということを痛感したゲームでもありました。

山田寛人選手

Q:試合の入りから守備の掛かりが悪いように感じました。
A:前から行こうという意識と今週1週間準備してきたものがありました。相手のゴールキックから始まるビルドアップに対してハメようという形はあったのですが、自分たちの強度が足りなかったことと試合の入りが悪かったことがあったと思います。あとは相手のシステムにあまり噛み合っていなかったのかどうか分からないのですが、前から掛けるイメージはあったのですが、そこから間に入れられたところで起点を作られてしまったり、そこに強く行けなくて裏返されるというのが何度か続いてしまった。そこは前のプレスの掛かりが悪かったのか、後ろがついてこれなかったのかは映像を見直してみないと分からないのですが、改善は必要だと思います。

Q:相手のやり方自体は自分たちが用意していた想定内で収まっていたのでしょうか?
A:正直、僕はまだあまり分かっていないです。ただ、前で掛けるところ、相手のセンターバックに対して、僕とノリ(酒井宣福)くんで間を閉めながらですけど、前から行く時にボランチのところもハメるとは言っていました。ただ、そこで手前に相手ボランチの1枚にうまく立たれてしまって、そこは正直、あまり関係はなかったと思うのですが、うまく太聖(井上太聖)と大空(小川大空)の前を使われてしまったし、相手FWに収められるシーンが続いたかなと思います。あれだけ前から掛けに行っているのにあそこで収められてしまうと結局、前は行った後に下がらざるを得なくなって難しかったですね。

Q:今回はトップ下でのプレーでしたが、プレーイメージは変えていましたか?
A:もちろん。ゾーン3でサイドにボールが入った時にはノリくんと2人で入るというのは「得点力を上げるために」というふうに言われていたので、クロスに入ることや前での迫力は意識していましたが、今日はそこまであまり行けなかった。ビルドアップのところではあまり落ち過ぎずに、でも相手のボランチの裏で構えながらというのをイメージしていました。何度か良い縦パスも引き出せたし、自分がフリーになれているのも分かっていたので、そこをうまく使えたシーンもあったのですが、それ以前のところでチーム全体が苦労していたかなと思います。

Q:攻撃では良いシーンも少なかったわけではなく、自身は得点という結果も出せました。
A:ビルドアップで受けてそこから前に入っていくというのは、もうちょっと迫力は出さないといけないのですが、正直、攻撃面では得点も取れたし、ノリくんがニアで潰れて自分があそこに入るというのも意識していたので、取ることができたと思います。ただ、どうしても3失点の印象がチームとしても悪かったし、雰囲気も流れもきつくなってしまいました。

新川志音選手

Q:流れを変えることを期待されての投入だったと思います。
A:負けている状況だったので、自分としてはゴール。あとは背後への抜け出しでボールが出てこなかったとしても相手のラインを広げるという意味でもやり続けるというのは常に意識していました。守備のところでは前から行けていなかったのと背後への動きが少なかったので、そこは自分なりに意識して試合に入りましたけど、やっぱり自分はFWなので、ゴールを意識していました。それが取れたのはよかったのですが、実際にチームが勝つことができていないし、チャンスはあったので、まだまだ足りないなと思っています。

Q:ゴールシーンはシュートへの意欲を最後まで失わずに撃ち切った形から生まれたと思います。
A:一つ前にコントロールしてシュートが撃てずにパスしたシーンがあってそこで奪われてしまって。その時に「この後はとにかくシュートを撃とう」と思って。あの場面はコントロールしたときにボールが浮いてしまって、オーバーヘッドする気はなかったのですが、フェイクみたいな形になって相手が下がってくれて。あの場面、パスは頭になかったので、ターンしてそのままシュートを撃つというイメージで撃ち切れました。

Q:トップチームに来るようになってからはこれまでとはちょっと違う個人の力で奪い切るゴールだった印象です。
A:そうですね。個の力で点を取り切れたのはうれしいですけど、まだまだ点を取らないとこの世界では生き残っていけないと思っているので、もっともっと活躍して点を取りたいと思います。