9/27
(土)
明治安田J2リーグ
第31節
FC今治 vs サガン鳥栖
アシックス里山スタジアム 19:00
HOME
試合終了
1 前半 0
0 後半 1
AWAY
- マルクス ヴィニシウス(22‘)
- 西川 潤(87‘)
メンバー
スターティングメンバー
| GK | 1 | 立川 小太郎 | |
| DF | 2 | 加藤 徹也 | |
| DF | 5 | ダニーロ | |
| DF | 16 | 大森 理生 | |
| MF | 4 | 市原 亮太 |
77‘
|
| MF | 6 | 梶浦 勇輝 |
88‘
|
| MF | 14 | 弓場 堅真 | |
| MF | 18 | 新井 光 |
88‘
|
| MF | 20 | ヴィニシウス ディニス | |
| FW | 10 | マルクス ヴィニシウス | |
| FW | 11 | ウェズレイ タンキ |
53‘
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| GK | 12 | 泉森 涼太 | |
| DF | 4 | 今津 佑太 | |
| DF | 5 | 長澤 シヴァタファリ |
79‘
|
| DF | 13 | 井上 太聖 | |
| DF | 32 | 小川 大空 | |
| MF | 2 | 松本 凪生 |
46*‘
|
| MF | 7 | 新井 晴樹 | |
| MF | 11 | 西川 潤 | |
| MF | 16 | 西澤 健太 |
72‘
|
| MF | 77 | ヴィキンタス スリヴカ |
79‘
|
| FW | 15 | 酒井 宣福 |
53‘
|
控えメンバー
| GK | 44 | 伊藤 元太 | |
| DF | 24 | 竹内 悠力 | |
| MF | 7 | 山田 貴文 |
88‘
|
| MF | 9 | 近藤 高虎 |
77‘
|
| MF | 33 | 笹 修大 |
88‘
|
| MF | 41 | 安井 拓也 | |
| MF | 50 | 三門 雄大 | |
| MF | 77 | 加藤 潤也 | |
| FW | 13 | 藤岡 浩介 |
53‘
|
| GK | 35 | 内山 圭 | |
| DF | 23 | 北島 郁哉 | |
| DF | 37 | 森下 怜哉 | |
| DF | 91 | 上原 牧人 |
79‘
|
| MF | 18 | 日野 翔太 | |
| MF | 27 | 櫻井 辰徳 |
46*‘
|
| MF | 33 | 西矢 健人 |
72‘
|
| FW | 19 | 鈴木 大馳 |
79‘
|
| FW | 47 | 新川 志音 |
53‘
|
監督
| 倉石 圭二 |
| 小菊 昭雄 |
試合経過
|
88‘ | |
|---|---|---|
| 87‘ |
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| 83‘ |
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| 79‘ |
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77‘ | |
| 72‘ |
|
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53‘ |
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| 46*‘ |
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|
| 33‘ |
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22‘ |
スタッツ
| 19 | FK | 18 |
|---|---|---|
| 3 | CK | 8 |
| 0 | PK | 0 |
| 12 | シュート | 6 |
| 6 | オフサイド | 1 |
| 0/0 | 警告/退場 | 2/0 |
試合環境
入場者数
5,335人
天候
晴
気温
23.7℃
湿度
75%
主審
井上 知大
副審
林 可人
副審
宮原 一也
第4の審判員
安川 公規
小菊昭雄監督
試合総括:
前半の25分くらいまでは非常に相手の強烈なハイプレスに対して、私たちはなかなかそこをかいくぐることができずに逆にビルドアップを引っかけられてカウンターを浴びる。また、安定しないビルドアップだったと思います。先ほど、選手たちとも共有したのですが、われわれの特殊なビルドアップに対して、いろいろなソリューションを掛けてくることがこれからも予想されると思いますが、やっぱり強烈なハイプレスに対しても私たちは個人で、グループで、チームで剥がしていく。そういうチームに成長していきたい。その25分以降は比較的、相手のプレスも緩くなったこともあってスペースができてそういう時間帯もできたのですが、試合のスタートからそういうフットボールを目指していきたいとあらためて感じたゲームでした。
一進一退のゲームだったと思いますが、よく追いついたと思いますし、非常にこの勝点1は大きな勝点1だと思っています。9月の3試合を2勝1分で負けないチームに成長しているという確信はありますので、残り7試合は一進一退のどちらに転ぶか分からないゲームが続くと思います。そういった中でもしっかりと勝ち切るチームに全員でまた成長していきたいと思います。
Q:熊本戦でウイングバックにジャンプする、自重する判断を意識させるようにして熊本戦でも相手にボールを持たれる時間が長くなりました。この試合でもジャンプする頻度が少なく、相手に持たれる時間が長くなった印象があります。
A:今治は比較的、ロングボールを特に前半は多用しながら、そこからセカンドボールを回収して前進していく。そういったカラーがはっきりしているチームでしたので、しっかりと出どころに行くこととコンパクトにしないと逆に間延びしてセカンドボールを回収されて前進されてしまう。その中で出どころにしっかり行くこと。そして、ラインが深くならないこと。チャレンジ&カバーと3シャドーと1トップのノリ(酒井宣福)も含めた前線の選手たちはセカンドボールを回収する準備をする。そこは強くゲームプランをもって臨みました。ウイングバックもジャンプしないとクリーンにボールを入れられてしまって強烈な2トップにボールを入れられて個の強さを生かされるというリスクもありましたので、そこは恐れずに、もちろん、ジャッジも含めてトライしてくれたと思います。その中で出どころに行って高い位置でボールを奪えたシーンもありました。もう一度、そこは映像を確認しながら全員で共有していきたいと思います。
Q:相手の3枚回しに対して2トップで追う形でどうしても相手の外センターバックへのプレスの掛かりが悪かった印象があります。守備時の[5-3-2]の形を変えるプランはなかったのでしょうか?
A:特にはあそこに対して必ずジャンプするということは、いま私たちは[5-3-2]のシステム上、バランスを崩すことにもつながるのでまずは2トップで追い掛ける。その中で優先順位というのはチームで決まりごとがあります。選手たちはその決まりごとを非常によくやってくれたと思いますし、先ほど申し上げた今治の強みであるロングボールに対してのセカンドボール回収があって、そのどちらを取るかという駆け引きが当然、入ってきます。そこは選手たちが役割をまっとうしてくれたと思います。
Q:普段から攻撃では手前と奥の使い分けを大事にされていますが、相手のプレスが強烈な中で手前を使い過ぎた印象がありますが、この試合での使い分けの判断についてはどう評価されていますか?
A:ノリに対しての素晴らしいループパスも入っていましたし、そこからひっくり返すボールもありました。どうしてもそこの回数が少なかったと見られがちだと思いますが、私たちは直接視野、間接視野でそこの狙いを持って選手たちはトライしてくれたと思っています。ロングボールが多くなり過ぎたらどうしても相手の土俵になってしまうと懸念していたところです。まずはしっかりと足元で剥がしていく。それを優先してこれからもブレずにやっていきたいと思います。
Q:今治の強烈なプレスが25分ほど続いたとおっしゃいましたが、それ以降はある程度、勢いが落ちるという見立てはされていたのでしょうか?
A:ゲームプランとして私たちはいつも対戦相手の攻撃、守備、セットプレーを分析していろいろなデータも集めてやっています。最初からプレスを掛けてくることも想定済みでしたし、前半の半分くらいで落ちて後半の15分くらいからが勝負だというところも全員で共有していました。今日の今治の戦い方に対しては想定内ではありました。その中で私たちは逃げずにボールを受ける。コアを支配すること。そこからの前進。そこはどんどんトライしようと。奪われても大丈夫だと。全員でカバーし合うと。そこで少しボールを受けることをタイミングなのか、メンタリティーなのか、怖がる選手が見受けられたのは今後の課題だと思います。十分に私たちのフットボール、個人のクオリティーを考えれば、ハイプレスに対しても剥がせる自信はありますので、そこは引き続き、トライしながらも前の選手たちの質も生かした怖いフットボールも両輪でできた時に私たちは残り7試合で勝利を重ねて7連勝することも夢ではないと思っていますので、そこは突き詰めていきたいと思っています。
西川潤選手
Q:相手にマンツーマン気味に張り付かれて相手のプレスの勢いを完全に受ける展開だった印象です。
A:相手の6番の梶浦勇輝選手がマンツーマンで自分に張り付いてきてそこが気になりました。最初は縦関係の2トップでプレーしていたのですが、後半は2トップ気味の形で背後を狙う意識でやっていました。ただ、前半は相手の守備にこっちがハメられてしまうところが多かったかなと思います。
Q:2トップで相手の3バックにプレスを掛ける形は熊本戦と同じですが、熊本と違って今治は外センターバックが持ち出してきました。後ろがジャンプしてこないぶん、ハマらずに苦しんだのではないでしょうか?
A:相手の後ろ3枚に対して2トップでプレスを掛けようとはしたのですが、うまくハマらないシーンが結構あったと思います。そこは修正しないと自分たちはずっと守備をさせられる状態になってしまうし、カウンターの応酬みたいなサッカーになってしまうと思います。
Q:今治は後半途中からミドルブロックにしてきましたが、ラインは高かったのでシンプルに背後を狙って押し下げる意識はあってもよかったのかなと感じました。
A:相手の背後が空いているという認識はあったので、自分としては背後に抜け出してボールを呼び込むことは意識していました。ただ、もっと要求すべきだったのかなと思います。
Q:勝利に結びついていないので喜びも半減だと思いますが、個人としては3試合連続ゴールになりました。
A:あの場面はもう気持ちでねじ込みました。負けなかったことは大きかったと思っていますし、次はしっかり勝ちたいと思います。得点はもっと取りたいし、取らなければいけないと思っています。
長澤シヴァタファリ選手
Q:熊本戦に続いてウイングバックはジャンプする判断を意識してのプレーになりましたが、ジャンプせずに相手に持たれてしまう時間帯が長かった印象です。
A:持たせたというよりも相手が前向きでボールを持っている時は常に背後を狙ってくるチームだったので、そこは警戒しようという話をしていました。思っていた以上に2トップのクオリティーが高かったので、そこで自分も(新井)晴樹くんもいつもより低い位置取りになってしまったのかなとは思います。
Q:相手は入りからかなりの出力を出してきました。試合の入りについては難しい形になった印象です。
A:長いボールを蹴られたところで前の2トップに収められてしまったので、そこにどう対応しようかというところはあったのですが、30分以降はセンターバック陣もそうですけどうまく弾けるようになって自分たちのゲームに徐々に持っていけたのかなと思います。
Q:熊本戦と違って相手の外センターバックがボールを持ちだしてきました。そうなった時に自分が出るのか、引くのか対応の難しさはありましたか?
A:難しさはありましたけど、結局、中に入れられるところでも後ろの選手たちがしっかりと跳ね返すことはできていたので、そこまで大きな心配材料にはならなかったと思います。
Q:追いついての勝点1ですが、勝利が欲しかった悔しさや個人として勝利に直結する数字が残せなかった悔しさもあると思います。どう受け止めていますか?
A:個人としては結果という部分でアシスト、ゴールを長らく記録できていないので、危機感は持っています。先に失点してしまうと苦しいゲームになるというのは負けが続いた時期にもみんなが感じたことなので、試合の入りの部分はみんなで突き詰めていきたいと思います。




